都々逸は7775の文学です










「都々逸」添削コーナー


このコーナーは、私がボランティアで行っている施設での皆さんの
作品の添削例です。何かの参考になればといいいですね。



投稿作品 想うあの人 遥かに遠い 引いてばかりじゃ 尚遠い
ケーシー
添削例
 想うあのひと 遥かに遠い
 思い告げなきゃ 只のひと

 流れもよく都々逸の形はできています。しかし「引いてばかりじゃ」では表現が曖昧ですね 


投稿作品 国民はノー 国会はゴー ずるい先生 老夫婦
 ケーシー
添削例
 政治が悪い 議員はずるい
 棄権のアンタが 言っちゃダメ

 最後の〆の「老夫婦」と前の文章との関連性が分かりづらい


投稿作品 七草がゆの 香りの中に 鏡餅入れ 幸福も
 ケーシー
添削例
 胃腸休めの 七草粥に
 元も子もない 餅を入れ

 平凡な七草粥が題材ですので、あえてぼけと突っ込みを入れてみました


投稿作品 素佐之男のみこ えびす大黒 すがりたいけど 神無月
 ケーシー
添削例
 恵比寿に大黒 素戔嗚さんも
 皆さんお留守か 神無月

 全く同じ意味ですが、表現方法次第で流れもよくなり粋になるでしょう


投稿作品 好いて好かれて 共に白髪まで 言ったつもりも 永すぎた
 ケーシー
添削例
 好いて好かれる まことの愛は
 共に白髪に なってから

 都々逸は歌です。流れの良さを追求しましょう


投稿作品 夢を求めて 山坂越えて 頂き過ぎれば 急斜面
 ケーシー
添削例
 夢を求めた 我が人生も
 頂き過ぎれば 急斜面

 このままですと山登りが題材のようになりますので、工夫してみました


投稿作品 枯れ葉マークで またいじめられ 末は間近い 墓場行き
 ケーシー
添削例
 別につけたい わけでもないに
 枯れ葉マークと いじめられ

 枯れ葉がイメージなのでしょうか?配慮がないですね。 


投稿作品 遊ぶ積もりを 逆手に取られ わたしゃ貴女の 尻の下
 ケーシー
添削例
 遊ぶつもりが 逆手にとられ
 今じゃお前の 尻の下

 ちょっとした助詞の使い方で流れがよくなります。 


投稿作品 男女や世の中の 微妙な落としどころが要る まだできない
 ケーシー
添削例
 世間渡りも 男女の仲も
 落としどころが また微妙

 添削というより、使用されている単語を用いての創作になりました


投稿作品 歳をとったら 田舎で暮らそう 考えただけで 息つまる
 ケーシー
添削例
 最後はお前と 田舎で暮らす?
 あなたと二人じゃ 息つまる

 これは会話形式での表現ですが、題材が奇抜ですね


投稿作品 辛い横には 幸せがあり 涙の後に 笑顔あり
 ケーシー
添削例
 つらさの陰にも 幸せ宿り
 なみだの裏に 笑顔あり

同じ題材を表現するのでも、言葉を変えて都々逸風にしました


投稿作品 ひい爺ちゃんは ひい婆ちゃんが 好きかと ひ孫聞き
 ケーシー
添削例
 ひいじいちゃんは ひいばあちゃんが
好きなのでちゅかと ひ孫聞き

 惜しいですね。3行目の字足らずはいただけません。


投稿作品 人の一生 色々あるが 私の終点 極楽だ
 ケーシー
添削例
 人の一生 色々あるが
終点地獄か 極楽か

 終点を断定させないで、含みを持たせた方が響きがよくなるかもしれません



非掲載の作品
完璧な作品及び題材も乏しく添削の余地のない作品はこのページに非掲載です。