都々逸は7775の文学です





特別講座「都々逸」の作り方







都々逸は7775の定型詩なのです

都々逸(どどいつ)は、俳句・川柳・短歌と同じ定型詩の文学なのです。
7775の文型は、リズムも良く、都々逸にメロディーをつけ歌ったものが
日本の流行歌の原点であるといわれています。


江戸後期、常陸国の医師の子として生まれた寄席芸人、都々逸坊扇歌が「都々逸の祖」と言われています。彼の作品としては「諦めましたよ どう諦めた 諦め切れぬと諦めた」や医師の子らしい「親がやぶなら私もやぶよ やぶに鶯鳴くわいな」等が有名です


民謡も流行歌も原点は7775なのです
佐渡へ佐渡へと 草木もなびく 佐渡は居よいか 住みよいか
潮来の伊太郎 ちょっと見なれば 薄情そうな 渡り鳥
三日おくれの 便りをのせて 船が行く行く 波浮港
あれをご覧と 指さす方に 利根の流れを 流す月
その他、よさこい節、下津井節、リンゴの歌・芸者ワルツ・かえり船・お富さん・港町十三番地・無法松の一生・長崎の女・涙を抱いた渡り鳥・柔・高校三年生・・等々、7775調なのです。


有名な言葉も7775で出来ている場合が結構あります
丸い玉子も 切りよで四角 ものも言いよで 角がたつ
立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は 百合の花
信州信濃の 新ソバよりも わたしゃお前の そばが良い
ざんぎり頭を 叩いてみれば 文明開花の 音がする
船頭殺すに 刃物はいらぬ 雨の十日も 降ればよい



とりあえず、皆さん7775の文章を作ってみましょう



ここで、ひとつ問題が、でてきます。ちゃんと7775なんだけど
「どうも流れが良くない」「都々逸らしくない」という問題です。




実は、都々逸には大原則があるのです。

色が 黒うて  惚れ手が なけりゃ 山の カラスは 後家ばかり
けんか した時 この子を ごらん  仲の よいとき 出来た子だ
白だ 黒だと
  けんかは およし  白と いう字も 墨で書く
  
3   4      4    3       3    4       
    
                      7           
  
(上七)        (中七)      (下七)       (座五)
   字余りOK           字余りタブー        字余りOK          字余りタブー
 ※基本的な都々逸のリズムは、34  43  34  5 です。
 ※上七と下七の字余りは44に限ります。なお中七の25も認められています。


都々逸は7775ではなく、34 43 34 5 の並びだと
思って作成したほうが、絶対に上達への近道です。



この原則を逸脱した時、文章の流れが極端に悪くなるのです


ご理解頂けましたでしょうか。

とりあえず作ってみて下さい。この度、添削掲示板を再開いたしました。
メールからも投稿お受けしています。時間が許すかぎり添削して参ります